Romanticism

バンギャと若手俳優追っかけと二足のわらじ

木か森か再考

華金に合コンしたり普通の社会人もしつつ、俳優某くんの舞台と某盤のワンマンをハシゴ。合間に時間があったから、カラオケを挟む。結構元気だな。まだ若い。と信じてる。

さて、まずは舞台の話を。
先週に引き続き、俳優某くんの舞台を観てきた。小屋の規模のせいもあるけど、一応公演も終盤なのに、相変わらず空席が目に付くから、観客の評価は如実だなあ。むしろこの作品で全通出来たらメンタル強くなりそう。(私は楽を蹴って、お化粧バンドのライブに行くことを選んだよ!)
作品全体への感想は、ほぼ先週同様。一応良い方向に転じればと思いながら観ていたけど、やっぱり厳しかった。ただ、作中における登場人物の重要度は勘違いしていたのかと素直に反省。そしてこれ。

キャスト一覧の順番があてにならない問題

たまにある。キャスト一覧の順番と、カーテンコールで出てくる順番が一致しない作品。後から見るとフライヤーにはキャスト一覧に改行があったりね。流石に目当ての俳優の役に対して読みを外すことはあまりないけど、共演者に対しては観劇してから作品内での重要度と登場頻度を読み違ってたのかって思うこともある。

俳優某くんだけ観ると、破壊願望の強い歪んだ役を演じる中で、一つの役の中でいくつもの性格を表現してる。猫被り、学生、サイコパス、厨二、ストーリーテラー、そして生に縋る。特に人を踏みつけながら「なにー???」とすっごくすごく可愛い声で言うシーンはぞくっとした。
役としての感情の緩急を表現するのではなくて、役が演技するのを演じているというか。基本的に俳優某くんは、後輩役も多いけど、某アニメの「新宿の情報屋」タイプの役を演じてる時が一番好き。誰より愛されたいのに愛されないから、弱さを偽って徹底的に歪む役。

そういう意味で今回は「好きになりたい作品」だったんだけどな。特定の木は好きだけど、森はあんまり。