Romanticism

バンギャと若手俳優追っかけと二足のわらじ

翼はいらない

某盤の記念日ワンマンに行ってきた。
キャパに合ったセトリで楽しめた。数年間休止していたのもあって、私の知ってる頃のお化粧バンド界隈を瞬間冷凍したようなライブをする安心感。もちろん編成が変わった時のことをなかったかのようにしていることに対しては、なんだかなあと思うし、むしろあの頃逃げ出したのはあなたでは、とも言いたくなったりもするけど。過去は戻らないので。自分も含め周りのギャさんも正直そんなに若くなくて、10年以上前の曲がかかると何も考えずにフリが出来るあの感じ。ボーカルの煽り方とか背ダイとか。観ててこれこれって思う。最近、所謂調教系ボーカルってあんまり見ないから懐しかった。

バンドの良いところは昔の曲の演奏で、過去が「再生」されること。曲調が変わったり、あまりセトリに組み込まれなくなったりすることもあるけど、そのたまにを求めるからこそ、バンドから上がれなくなるし(この固執よって地獄のような時期を過ごすこともある)、その瞬間は昔を思い出してる。動員は絶頂期の1/4くらいになってるけど、ギャの熱量は変わらないなと。色々変わったはずなのにね。昔に戻った気がした。麺に「10数年前って…君たち大半は小学生でしょ?」と配慮されたのには笑った。うん、そうだね、小学生ということにしよう(真顔)

失礼だけど、行けない上になんてもう目指さなくていいから、変わらず楽しませてね。