Romanticism

バンギャと若手俳優追っかけと二足のわらじ

にがつのいち

「僕、女の子なんで気にしないでください!!」

俳優某くんが必死に訴えてて笑った。映画関連イベントで、共演者の女性陣からの「おもてなし」を受けて、その方々のファンへの弁明の一言。私は女優を応援してたの…?笑 「大丈夫かな、おふたりのファンの方に殺されないですか…」とか本気で言っててそれにも会場爆笑。会場の9割は共演者さん目当ての大きいお兄さんたちだったんだけど、作品中もトーク中も笑ってくれてたから大丈夫だと思う。無害認定してもらえてると思うよ、君は。昔から異性共演者のファンに配慮できる子なんだ。むしろ壇上でああされてしまった俳優某くんに逃げ場はなかった。ちなみにタイトルは日付ではなく、演じた役にちなんだ。

ある都市を描く作品で結構面白かった。
ものすごく失礼を承知で書くと、「若手俳優の」映画で面白いって思う作品がほぼない。試写会ですら観てるのがダルいと思う作品もある。俳優某くんは、流行りの少女漫画の映画化作品には出ないけど(これはこれで似たような役者の組み合わせでまわしてる作品がたくさんあって、区別がつかない)、共演者をみて、また有名ではない監督の自己満足に巻き込まれたのかと溜息が出たりもする。私だけなのかな、こう感じるの。

でも、今回は普通にありだった。過去にも何度かお世話になってる監督なんだけどね。テーマ大切。スポンサーも大切。ロケ地はいわゆる県で5番以内というような地方都市なんだと思うけど、史跡が多いのもあって上手く切り取られていた。ロケ地巡りしたくなるような描き方。脚本に満点は出せないけど、作品としては若手俳優を出すこと自体が目的ではなく、きちんと俳優某くんに演技させてくれる作品で良かった。ちゃんと主「演」だった。

俳優某くんが歌ってるテーマソングが良かったので、春の公開時に発売してほしい。元々歌える子ではなかったんだけど、曲調によって声が響くタイプの俳優になっている。買う、これは買いたい。

まいこのお題箱