推しが15分間しか出ない舞台を観た
演じることと自己表現
- メッセージソング: 現状肯定系、「ありのままの君で良い」とか、恋愛楽しい系も含む。歌詞が詩ではなくポエム。
- 頂点目指す系ソング: 歌い手の感情曝け出し、意識高い系とか反抗期系。頼んでいないのに勝手に連れて行かれる。
お洋服の話
お洋服、大大大好きです。
ここと決めたら結構な額注ぎ込むので、ブランドの店員さんと仲良くなって、特定の店員さんの顧客になるパターン。新作発表会の招待とか顧客対象のシークレットセールのお世話になってる。通常セール期間って何?っていうくらいにはアパレル好き。
ただ20代後半になって、洋服難民状態が続いているから、洋服遍歴でいこうかな。好きな(好きだった)ブランドはこちら。ライブや観劇時も大体こんな感じ。
sunaokuwahara/スナオクワハラ
A-net時代の。ここで狂った金銭感覚が固まった。今でもちょくちょく着る。ボトムスのデザインが特に好きで、ここの服しか着ていない時期もあった。顔なじみの店員さんが路面店に異動されてからも地方から通わせていただいていた。独立されてからはお世話になっていないけど、直さんのこの言葉は今でも好き。
長く同じことを続けていると、
— 日本のファッションデザイナー (@fashion_inJapan) 2016年7月7日
経験が蓄積されていって“うまくやれる”ようになります。
それが嫌なので、常に新しい気持ちで物事を見られるように、
忘れ、捨て去ることを心がけています。/ 桑原直 sunaokuwahara
Paul Smith women
ワンピースが好き。こちらも店員さんにとてもお世話になった。紳士向けのイメージが強いからか同世代で着ている人が少なくて、少し年齢の高いマダムとしか被らないところが好きだった。場に合わせて着ると、きちんと見えるのでありがたい。トレンチについては、汚れるのが怖くてなかなか着られていないことが反省点。
Vivienne Westwood Red Label
こちらもスタッフさんありき。数ヶ月行かなくても2週間に一度はお手紙いただいていた。主張が強くて小物は受け付けないから、徹底的にお洋服のみ。ライブの時だけと思ってた時期もあったけど、最近は観劇でもお世話になってる。気付かれないし、いわゆるという攻撃的なのは着ないので。持ってる服数は多いけど、Tシャツ以外は友人にもあまり気付かれたことないかもしれない。袖を通したことのないコートとかトップスがクローゼットに結構あるかも。でもやっぱりデザインに一癖あって良いよね。首都圏に戻ってきてどこの店舗のお世話になるか考え中。
UNITED TOKYO
転職して職場が服装ほぼ自由になったので、仕事着に。コンサバっぽい服装の時もあるけど、内勤OLの甘ったるい感じにはどう頑張ってもなれないので、無理なくモードっぽいこちらのお世話になることにしようと思ってる。価格帯もあんまり高くなくて適度なので良い感じ。買ったばかりのノーカラージャケットを活用するのがとても楽しみ。
他にも気の抜けた時用にBEAMSやZARAのお世話になることもあるけど、基本的には普通に見えて個性のある服が好き。
未成年の時からコレクション発表のあるようなブランドばかり買っていて、価格面でかなり背伸びしてたのと、流行り廃りじゃなくて自分に合うものを買ってきたので、デザイン性で買い替えなきゃということはなく、今も着られるのも多い。むしろ学生時代が一番狂っていて、観劇の度に新しい服着て行ってたから、1、2回しか袖通してないブランド服がいっぱいあるんだな。週2、3回あるときもあったのに。完全にばかでしょ!でもこれがあるから目利き出来るようになったのも事実で、後悔はしていない。いや、したくない笑
こう考えると浪費すること自体が趣味であって、オタクというのは対象ではなくて気質なんだなと思う。
関ジャム、ありがとう
「関ジャム」を観た。
小綺麗にまとめてくれていて良かった。内容については、番組公式サイトのみどころから一部引用。
今回はヴィジュアル系とは何か?その歴史を「創成期」「黄金期」「ネオヴィジュアル期」「戦国期」の4つに分け、その特徴を分析! さらに…世に大ブームを起こした有名バンドのスゴさ、実はヴィジュアル系に影響を受けているバンド、最新のヴィジュアル系シーンなど、さまざまな方向からヴィジュアル系の魅力に斬り込んでいく。
どこのギャも傷つかないようにしてくれてありがとう。詳しく言及はしないけれど、ヴィジュアル系と紹介されたら困ってしまう某モンスターバンドについてヒヤヒヤしつつ、最後まで安心の編集で終わった瞬間に良い意味で力が抜けた。良かった。本当に良かった。番組終了後からものすごい速度で代弁ツイートがたくさんあがっているので、読み返し用にまとめ。
月海、黒夢、GLAYの並びにLバンドを入れなかったあたりに、強烈な配慮を感じますね!!(関ジャム見てます)
— hnsm (@hnsm) 2017年10月8日
めっちゃ分かるわ。親に紹介できるヴィジュアル系
— hnsm (@hnsm) 2017年10月8日
バンギャルじゃない方々に今日の関ジャムが何だったのかを説明すると、長らく音楽性じゃなく見た目重視の女子供の喜ぶモノとして一段下に見られてきたビジュアル系を開始5分で「音楽ジャンルじゃくて文化」と定義づけた上で誰一人茶化すことなく真摯に地上波で特集組んだっていうね
— G藤 (@g10_1979) 2017年10月8日
関ジャム素晴らしかったまとめ
— メメンメメンメ (@mememmememmemem) 2017年10月8日
・BOφWYのフォローを入れるDAIGO
・ラルクを敢えて紹介しない気遣い(POP JAMの件)
・黒夢を表面的な部分以外も紹介してくれた
・アニソンになぞらえたネオビジュアル系紹介のため密室系は尺的にスルーせざるをえなかった
・DAIGOのものまね
「 個人的にあの盤を!」というのはあったとしても、界隈全体をわかりやすく、そして最後に2010年代を「もう何だかわからない」と鬼龍院に発言させるのは本当に爽快だった。
ヴィジュアル系は音楽ジャンルではなく文化!
数年ぶりのホールツアー
10数年間通ってるバンドのツアーへ。
開演早くて友人と昼から飲んでたら、知らないおじさまに1杯ずつごちそうになった。「あちらのお客様からです」ってやつ。5杯飲んでからライブ観たわ。会場まで開演直前にタクシーで乗り付けて、帰り送迎に来てくれたタクシーも同じ運転手さんというミラクル。ライブに来たんだか遊びに来たんだか。時間はお金で買うもの。
ツアー悪くなかった。
まともなホールツアーってかなり久しぶりだったかも。箱じゃないなら市民会館レベルが適度で楽しいなと。
懐かしい曲をアルバムツアーの本編でやったのがチケ代の7割。目当ての麺が数週間前の握手会と違ってさっぱりした髪型だったのが3割。短髪の方がかっこいいよ。
地方といっても首都圏だけど、適度な田舎だとホールにパンピがいなくて良いね。新規がどうとかとやかく言いたくないんだけど、10数年も通ってるとフリの汚いファンは目障りだなと思ってしまったりもする。地方公演の日曜は若い子が多くないのか特に気になることもなく。
数年ぶりのアルバム。ツアー。衣装に統一感があるのも珍しい感じ。メンバーが全員楽しそうに演奏してて幸せな空間だった。遠征であと3本も楽しみだな。
円盤に何を夢みるか
円盤が届いた。
春に3公演観に行った公演の。
劇場予約だと大抵忘れた頃に届くよね。代引きより先払いにさせてほしい。海外出張帰り直後の受取りで、思わず現地通貨出しそうになったわ。危ない。
円盤ってどのくらい売れるんだろうか。
個人的には「生であること」を重視するので、観ていない作品の円盤はまず買わない。複数回行った公演でも円盤は必須購入ではないスタイル。舞台作品を自宅で一気に観るという機会があまりないから、演者がというよりも演出が好みで、後々きちんと観直す確信があるものだけ。DVDのチャプター機能って便利だけど、ライブ映像やミュージカル以外で、というか舞台作品ではほとんど活用したことがない。海外ドラマを話ごとに観るときくらい。
とは言いながら、とりあえず買ったので、観てたんだけれども、やっぱり3時間は長い。観ながらご飯食べ終わって、スマホいじってた。結局ちゃんと観てない…。公演中はそう感じなくても、意外と意味不明な演出だなと思うところもあったりなかったり。舞台上がただひたすらわちゃわちゃしていてびっくりした。キャストが怪我しなくて良かったとしか思えない親心。そして何より生で観てる時は、自分の気になるところだけ切り取って観ていることは自覚した上で、DVDを観ていて「今のシーンでそこを映すの?」という疑問があったけど、そこは制作が何を強調したいかと自分が何をみたいかの差だと思うことににしている。まあそれはとやかく言わない。
生の熱量が失われた円盤に何を夢みるのか。難しい。舞台上での演技と、映像としての演技は、意図をもって切り取られているという点で異なるものだと思っているので。両方観て上手い演者ももちろんいらっしゃることは理解している。それを知っていて今回の円盤は購入しているので。(今更だけど、初めから観劇している割に、この作品にわたしの「推し」は出ていない。)わたしは円盤をあくまで自分の記憶と照らし合わせるための道具だと思っている。作品に思い出したい記憶があるなら、円盤を買う。
ごちゃごちゃ言ったけど、特典映像の袖でギャン泣きしてる目当てのハイスペック(わたしの中での呼び名)に胸が痛くなった。良い選択だったと思うよ。
さて、迫り来る新作の観劇をどう向かえよう。