Romanticism

バンギャと若手俳優追っかけと二足のわらじ

木か森か再考

華金に合コンしたり普通の社会人もしつつ、俳優某くんの舞台と某盤のワンマンをハシゴ。合間に時間があったから、カラオケを挟む。結構元気だな。まだ若い。と信じてる。

さて、まずは舞台の話を。
先週に引き続き、俳優某くんの舞台を観てきた。小屋の規模のせいもあるけど、一応公演も終盤なのに、相変わらず空席が目に付くから、観客の評価は如実だなあ。むしろこの作品で全通出来たらメンタル強くなりそう。(私は楽を蹴って、お化粧バンドのライブに行くことを選んだよ!)
作品全体への感想は、ほぼ先週同様。一応良い方向に転じればと思いながら観ていたけど、やっぱり厳しかった。ただ、作中における登場人物の重要度は勘違いしていたのかと素直に反省。そしてこれ。

キャスト一覧の順番があてにならない問題

たまにある。キャスト一覧の順番と、カーテンコールで出てくる順番が一致しない作品。後から見るとフライヤーにはキャスト一覧に改行があったりね。流石に目当ての俳優の役に対して読みを外すことはあまりないけど、共演者に対しては観劇してから作品内での重要度と登場頻度を読み違ってたのかって思うこともある。

俳優某くんだけ観ると、破壊願望の強い歪んだ役を演じる中で、一つの役の中でいくつもの性格を表現してる。猫被り、学生、サイコパス、厨二、ストーリーテラー、そして生に縋る。特に人を踏みつけながら「なにー???」とすっごくすごく可愛い声で言うシーンはぞくっとした。
役としての感情の緩急を表現するのではなくて、役が演技するのを演じているというか。基本的に俳優某くんは、後輩役も多いけど、某アニメの「新宿の情報屋」タイプの役を演じてる時が一番好き。誰より愛されたいのに愛されないから、弱さを偽って徹底的に歪む役。

そういう意味で今回は「好きになりたい作品」だったんだけどな。特定の木は好きだけど、森はあんまり。

不条理と正義

俳優某くんの舞台観劇。
舞台作品としての最終的な感想は「???」としか表現出来ないのだけれど、俳優某くんはハマり役でとても良かったので、最終的に良かったのか、微妙だったのか判断するのが難しい。原作未読、俳優某くんの役についてだけ調べて行ったから、作品自体に関してはネットで追える範囲しか予習してない。ので、理解が浅い部分もあると思うけど、とりあえず初見感想。

まずは俳優某くん。ハマり役。こういう役、得意分野だもんね。とは思いつつ、その予想を上回わっていた。冷徹でかなり狂っていて、かつストーリーテラーもする。作品のテンポが変わるときに、1人で舞台にいる時間が数分くらいあって、長台詞をまわす。それが良い。
俳優某くんの演技で1番好きなのは、喜怒哀楽のどれでもでもなくて「狂」。ただ、ずっと彼の演技を見ているはずなのに、いつからこんなに「狂」の演技が得意になったのか、正直思い出せない。今思えば、8年前の映画で、ほぼ台詞のない薬の取引人役をやったときから違和感がなかった気がする。今回も役での有名な台詞を絶叫したりもするんだけど、彼の表現として伝わってくるから良い。

今回の作品で脚本演出をされている方が手掛ける演出作品は、いつもアクションシーンが良かったなと思うので、そこは期待してた。それは今回も期待通り。良かった。動ける演者が多いから、見せ場としても不可欠だったのだろうけれど、足技が特に良い。
効果音の音量自体が大きくて、何度か驚いて動悸がしたけど、BGMも好きな感じだった。あと大道具も。無機質さと複雑さと多面性が融合してて好きだ。

要所要所ではこうやって加点評価出来たのに、演出全体としては、突然謎のダラダラ感が訪れるのが不思議だった。1時間くらいはわりとゆっくり進んでいたのに、残りは猛スピードで話を進められて、描き方もかなり雑になるから、何が起こっているのかよく分からず、ぽーんと置いていかれてしまった感が強い。前半でのこことあそこの無駄を省略すれば、無理にギアチェンジしなくても良いんじゃないかなと思うシーンが何箇所かあった。
あと、そもそも観終わった観客に何を伝えたり残したかったのかなあと。どこに重心を置きたいのか全然分からなかった。うーん、残念。

SFにおける正義とは何か。不条理な世界での「正しいこと」って何だろうか、と思いながら観ていた。結論から言うと、答えは出てない。
常に倫理観や本来的な意味での正義を掲げる役を観て、「うーん?だから?」と思ってしまった。無意味というよりなんだか薄っぺらいなと。あと、ヒロインの思考回路が個人的には本当に無理だった。自分の気持ちは純粋と思っているのか、悪意なく周りを踏みにじる。それを契機に主人公は、不条理な世界での自分の一面を覚醒させる。でも、同性だからこそ、根本的に色々めんどくさい女なんだろうだなと思った。
そんなこんなで主要な役どころにあまり理解が示せず、俳優某くんの演じてた冷酷で狡猾な役の方が逆に人間らしくみえた。役自体のモデルがあれなので、大分狂ってるけど。上記の倫理観の強い人物を偽善者と切り捨てて、自己利益の追求の正当性を淡々と語る。確かに不条理な世界では彼の言うことが真理なような気もした。そして、不条理な世界で死にたくないと喚き叫ぶ。都合の良さに人間らしさがあるなあと。
なんだか性善説性悪説かみたいな話に。個人的にはどちらでもないと思うから、先に述べたように自分で考えていた問いの答えは出ていない。出していない。

今後シリーズ化はしないと思うけど、2.5とはいえ、毛色の違う作品を舞台にした、という取り組みは面白いと思う。そして、見るからにぴったりで、本人もとても楽しみにしている役に配役されたので、一俳優ファンとしては楽しめた。来週も行く。

徳を積んだ(と思ってる)話

今日は対盤へ。移動する直前に発券したら整番が1桁台だったので、焦って箱へ。4桁入る箱で無駄にチケ運を発揮した。ただ最前交渉対応が面倒で、全体仕切りしてる子と話して最前枠譲ってそそくさと3柵へ。徳その1。
結果的には3柵でも交渉がすごくて管理する羽目に。同じ盤を追っかけてないであろうギャと判断して声かけてくるからか、そもそも自分の目当ての盤の人気の問題なのか、かなり交渉多かった。結局きちんと対応してた。徳その2。
転換中、飛んできてた他盤麺のピックを見つけて、その盤の時に柵を譲った子に譲ってあげた。徳その3。昔は共演のバンドのピックが飛んでくると得意の瞬発力で避けていた。価値があると思う子の手元に渡れば良いと思うよ。
とりあえず勝手に清々しい気持ちになっている。ライブでも舞台でも良いけど、今年も良いことありますように!

あと最近よく見る活休麺の復活時の自虐の定番。突然の年齢暴露。なんだろうね、あれ。
年末のセッション対盤もそうだったけど、復活ボーカルが大体言う。今日も目当ての盤のボーカルが「今日共演のバンドさんとは活動していた時期が違ったので」と。自虐にとどまるならともかく、そう言われると、その時期から応援していたこちらも気にしなくちゃいけないから、しょげる。確かに駅から箱への道で行き先が同じであろうギャを見かける度に、「あれ???今日他盤、若いギャばっかじゃない?」と思った感は当たっていたけど、未来志向にさせてくれ、バンドマンよ。未来志向。

そんな中でも目当ての下手麺は美しかった。10年経っても化粧のノリとか変わらないから、なんかもうそういう妖怪みたいだなと思っている。全力で褒めてる。結構な厚底のロングブーツを履いてて、細かった。
比較的最近の曲のみで対盤なのに大人しいセトリだったけど、衣装とか諸々踏まえて安定感があってほっとした。ここはゆるゆる通ってるから、次はどこで行こうかな。

夢現つと歌舞伎町

歌舞伎町で、ストリップとふんどしと、腹筋と美脚と、歌とダンスを観てきた。

ふらっと前楽にお邪魔した。色んな対立軸を詰め込んだ空間に2時間も閉じ込められていたのに、気付いたら何に対してかよくわからないままとても満足して、緩々とした表情で歌舞伎町を歩いていた。

本題のストリップシーン以外にも衣装が次から次にたくさん出てきて、可愛いなあと思いながら、演者たちは冒頭から汗でビチャビチャになりながら演じているから衣装もぐちゃぐちゃ。その矛盾、というか全力投球加減が逆に役の方に重なって、何だか凄いものを見ているという気持ちにさせられた。
もちろん演出や構成は大分荒いと感じる部分もあったけれど、終わったらこれは夢だからいいやと思考をやめた。例えばセンター舞台の活用とか。折角の360度舞台なのに前後ろ左右があまりに明確だった。その一方で、変形舞台のおかげで役者との距離感が変わるという意味では楽しめたのだけれども。細くて美しい脚だと思ってたのに、間近に来るときちんと男性でいかつかった。

あと、これが良かったなと思ったのは、メインの4名が「女の子」を演じていたこと。
若手俳優を使って女装するシリーズや作品自体は新しくないし、お化粧バンドが好きなので、自分のエンタメにおけるジェンダーに対する守備範囲は比較的広い方だと思う。ただ「少女」を描きたい、演じたいという意図が強いと、どうしても観ていて苦しくなることがある。お願いだから「女の子」を演じてくれと思ってしまう。
個人的にずっと少女と女の子は異なるものだと思っていて。上手く言えないけど、少女はより概念的な存在で、女の子は打算的で良くも悪くも賢くてあざとい実体のある存在だと思っている。少女はいずれ女の子になるけど、女の子が少女になることはない的な。
昔、某シリーズで俳優某くんが、脚本演出家の方の個人的な好みを詰め込んだ「少女」役を演じていた。あまりにその方のその役に対する思い入れというか「少女」に対する強すぎる嗜好への嫌悪感が拭えず、今でも私はあの役が苦手である。(ただ、あのシリーズなしに今の演者としての成長や幅はなかったとも思っているので、そこは感謝している)
今回観た作品には「少女」はいなくて、「女の子」たちだけがいた。それぞれに過去があって、何かしらの打算でストリッパーを目指していた。

あれだけ汗だくになりながら演じて歌って踊って、そのままお見送り。演じ抜いたキャストに拍手。過去に俳優某くんが共演した何名かの俳優さんの全く違う演技を見られて良かった。個人的MVPはもちろん圧倒的な存在感の姫華。迷うことなくチップ3枚とも突っ込んだ。

余談: 姫華のポストカードまたは朋美の学生証がご入用の方がいらっしゃったら、お題箱かなにかしらにご一報ください。週末都内手渡しであれば無償にてお譲りいたします。リボンとチップで十分に作品を楽しんだので、おふたりのファンの方がいらっしゃったらお譲りしたい。

「お部屋訪問」イベント

2018年、俳優某くんの表に出る仕事初め。
お世話になっている先輩俳優さんのイベントへ。毎年この時期恒例なので、11月頃になると「参加するだろうな、どの日程なのかな」とそわそわしている。今回は俳優某くん出演日の告知がわりと早かったからチケ取りもすんなり。ひたすら幸せなイベントだった。

具体的な内容は、あまり拡散しないようにとのことなので、細かい感想は本人への手紙に綴るとする。今週末もまたイベント!わあい。俳優某くんはこれからしばらく表に出る仕事が続く。

先輩俳優さんへの謝辞

デビュー2作目から共演者として、そして演出家としてもお世話になっている大大大先輩。今年も「お部屋」にお邪魔させていただいてありがとうございました。俳優某くんを可愛がってくださってるからというだけではなくて、「エンターテイナー」という言葉は彼のためにあるんだろうなと、このイベントに参加する度に実感する。役者想いで、魅せることに全力で、でも気取らず、ファンとの距離感も近い。芝居自体も大好きな役者さんで、彼のファンの方は幸せだろうなといつも思う。
ここだけは少し記載させていただきたいのだけれど、「お互いを漢字一字で」というお題に対するおふたりの人間関係、ちょっとわかるなと思った。
私も仕事関係で、ちょうど一回り上の元上司や先輩方に、会社が変わっても定期的に飲んだり、可愛がっていただいているから、壁を作らない懐の広い先輩に懐く気持ちがとてもよくわかる。直接的じゃないにしても、見ていてくれるんだよね、どんな時でも。自分はきっとその人みたいにはなれないけど、絶対的に憧れる存在。いるいる。いつも自分の「先」にいてくれてありがとうと思う。途中から自分の話になってるけど、とにかくこの偉大な先輩俳優さんには、いつも一方的に感謝している。

仕事初めお疲れ

あけましておめでとう。
結構な割合で顔が髪の毛で隠れていた。次の舞台用の髪型なんだろうけど、トークで下手側に立つのに、前髪を左側に流すのはダメでしょう。顔が小さいんだから考えて笑
先輩俳優さんとお仕事の絡みのある次の次の舞台への勧誘がすごかった。「ここにいる全員に来てほしい」と。良い役いただけたもんね。演じた歴代の役の中で、私も1番好きだよ。ただ、初演後に別作品で人気が出た共演者がいるから、こちらはチケット取るのそこそこ大変なんだからね!もう結構チケット捌けてる公式で言ってたよ。予習大切。
作品を問わず色々深堀りしていただいて。声のみの演技もあれ?こんなに上手かったっけ?と。演じてる時には、きちんと切り替えが出来るというのを間近で見られて大収穫。

イベントについて

公演ごとにゲストが違って、わたしは俳優某くんの出演回しかお邪魔したことがないけれども、某くんのときは1時間強のイベントで、芝居あり、トークあり、音楽あり、お出迎えお見送りありというパターンが多い。盛りだくさんなのに、ぎゅうぎゅうだったり、せかせかしている感じがしなくて、むしろいつも2時間くらい会場にいたような気持ちになる。あまりに濃いから、いつも次の手紙に感想を書くため、内容をすぐに文字起こしするんだけど、毎回箇条書きの量が物凄い。特定作品がテーマじゃないときは、ゲスト本人を上手く引き出してくれるので、とにかく情報量が多い。

久しぶりに接触した、話

お見送りで接触した。ここ4、5年くらいは発売記念イベントで接触のみなら行かないというスタンスなので、不意打ち接触。このイベントでのお見送りに俳優某くんも参加って昔はなかったんだけどね。プレゼント手紙の受け取りもOKで、マネさんが後ろにいるものの、剥がしもないから、握手して、手紙手渡し。離れてからも向こうから話しかけられてた。
まあそれよりも入場時に脱いだ靴を先輩俳優さんに袋に入れていただいてしまった方が恐縮だったのだけれど。まあよくも脱ぎたてのホカホカのパンプスを。すみません。

とても満たされた。
俳優さんの名前を出さない割にすぐ感想まとめたり、タイトルが隠れてなかったりで、わかる方にはわかりやすいのだろうと思うけど、鉄は熱いうちに打て主義なので、仕方ない。
今年も良い仕事、作品に恵まれますように!

旅行と他ジャンル語り / けーぽっぷ

元旦ライブでのむち打ちが治らないまま韓国へ。初めての釜山。
年末年始休暇が2週間近くと長いので、日本から脱出せねばという一心で焦って航空券を取っていた。寒いの苦手なのに。そして寒空の下を歩き続けたせいなのか、滞在2日目にして喉が痛い。ただ今回はただひたすら美味しいものを食べるという予定しかない気ままな旅なので、元気にブログ更新。

韓国語会話はかなり忘れてるし、英語で通し切ろうかなと思ってた。ら、空港からの移動中に地下鉄の切符売り場で、早速地元のおじさんに話しかけられた。ブランクありのしどろもどろの韓国語でもちゃんと通じたらしい。ほっ。過去5回のソウル滞在中も連日道を聞かれたりしてたから、韓国人から見て韓国人に見えるみたい。化粧も韓国風じゃないのになぜ。そもそもうちの先祖は江戸時代から日本人なんだけどな笑

閑話休題。ホテルでは大半音楽番組を流しているので、今回は韓国の音楽エンタメについて書いてみる。といっても熱心なけいぽぺんの方にとっては、急に他ジャンルから足を突っ込むなとなると思う。実は6、7年ほど韓国の某アーティストも応援している(いた)。5年間は、FCにも入って、ライブに行っていたりして。時期的には韓流やK-POPが日本でかなり流行っていた時期だけれども、個人的にはK-POP全体にはそんなに夢中にならず、あくまでも特定のアーティストだけ好きだった。だからこんな見解も程度あるのかと優しくしてほしい。経緯含めて余談から。

私と韓国語

中の下の下レベル。上で韓国語会話を忘れてると書いたのは、学生時代に独学で読み書き習得+ソウルに短期で語学留学したから。もしかしたら今もそうかもしれないけど、大学付属の語学堂に通うのも、日本人が圧倒的に多くて、もはや「どこのグループが好き?」で自己紹介が済む時代だった。
社会人になってからもしばらく毎年数回は遊びに行っていた。といっても、その後韓国語を極めたわけではないので、今では観光客の割にとか、日本で韓国人旅行客がいると何となく助けられる程度。リスニングチェックでカフェとかで会話を盗み聞きしても、もはや連想ゲームのレベル。ただ移動手段としてローカルバスには気軽に乗る。
勉強し始めたきっかけは、もちろん好きなアーティストの情報収集のため。ハマっているときに、主力メンバーが更に割と人気のある韓国のバラエティやドラマに出演していた。その番組を観るのに日本語訳付きの動画アップが待ちきれなくなって、音声だけは無理でもせめてハングルが読めたら楽だなと。実際これで結構捗った。

贔屓のグループについて

某メンズグループ。踊らない。背が高くてスタイルが良い。一番背の低いメンバーが、身長180センチとサバ読んでいる、とネットを沸かせたことがある。実際は179センチ。それくらい公差の範囲でしょ笑 普段小さいバンドマンばかり見てるから、初めて見たときは真面目にびっくりした。
日韓両方で活動方針が違うのが面白かった。過去形。韓国では本国に合うようアイドル路線、日本では本人たちがやりたい音楽をしていた。途中で韓国のカムバック曲も事務所の代表ではなく、本人たち作曲になったので、事務所が認めた感があった。
日本での下積み時代。10代の頃、日本人マネージャーが付くものの、事務所所属で路地ライブとかかなり厳しい下積みをしていたらしい。日本で好きな食べ物として牛丼、牛丼言っていたのは、安かったから。泣ける。真偽は別として、売れるまで事務所が個人携帯の所持を禁止していたらしく、「携帯が欲しい、携帯が欲しい」とメンバーが繰り返し言っていた。
韓流ブームの落ち着いた今の日本でもメジャーとして活動しているけれど、平日ホール公演が多いので行けなくなった。それに伴って会場で見る日本のファン層は厳しい。学生かおばさんしかいない。それも40代とかがきゃぴきゃぴしてて辛い。ので、上がりかけ。
個人活動も活発になって、最近は中国ドラマ市場にも参入していたりする、らしい。ちゃんと情報が追えていないので伝聞調。そろそろ兵役の期限が近いはず。

韓国における音楽産業

プロフェッショナルの世界。プロジェクト産業という印象。つい最近も悲しいことがあったり、総じて本当に厳しい世界だなと。芸能に限らず激しい競争社会をもっと凝縮した感じ。上記の某グループの下積みももちろん事務所はすごいことをさせるなと思っていただけれど、血の滲むような下積み時代を耐え抜いて、なお苦しみながら輝いた世界にいる。全てではないけれども、乱立している質の低い日本のアイドルや燃える俳優たちに経験してみては?と思ったりする。事務所が圧倒的に強いのもあって売り込みにも戦略を感じる。ここ数年日本市場はコアファン以外はわりと落ち着いてしまっているので、最近はアジアで売る、が顕著な気がしている。興味の問題もあるけど、人数が多くて覚えられない。
音源発表に合わせてテレビ出演するカムバの時期は、3週間くらいずっと音楽番組やバラエティに集中的に出演する。ひたすら同じグループがテレビに出てる。リピートがすごいので応援してなくても同じ時期にカムバしてるグループの曲は覚えてしまう。旅行中でもこれはよくある。それ以外は本当に実在しているのかと思うくらいテレビに出ないので表向きはかなり静か。*1

韓国のペン(≒追っかけ)文化

これも面白くて遠巻きに見ていてなかなかに好きだった。ファンを韓国語でペンと発音する。一般的なファンももちろんペン。ただ根本的に感情表現が激しいお国柄のためか、追っかけもかなり激しい。カムバ時期は皆さん本当に忙しいよね。学校行ったり、働いたりできるのか本当に不思議。
叫ぶ。パフォーマンス中もとにかく掛け声を叫ぶ。テレビにも掛け声がばっちり。これがなかなか激しい。
カメラも結構寛容な文化(と言い切っていいかは不明)でファンカム(ここは何故ペンカムじゃないのかも不明)によって人気になったりするらしい。*2パフォーマンス中や空港私服とか。マスターと呼ばれる方々の写真は本当に素敵。ハリウッドのパパラッチさながら。

音楽産業に限らず色んな意味で激しい。
それが良くも悪くもとても面白い韓国文化かな。
「推すこと、応援すること」にジャンルの垣根はないね。

あと数日の釜山滞在も楽しむー!

*1:余談:この時期にお顔のメンテナンス(整形)するアイドルもいる。語学堂時代に友人から「ああ、顔の工事中だから彼はマスク必須」とクールに決められたときは震えた。工事中…!そしてファンの寛容さ。

*2:「ファンカム 2015年」 とかでヒットするはず。このグループを知らなかったけど、後日ファンカムに気付いてお礼するところまで含めてかわいい、超かわいい。

2017年趣味振り返り

お題「今年の推し事出費」

棚卸しのためお題お借りします。

今日お化粧バンドのセッション対盤で納まったので。それの感想は果たして書けるのか。グダグダ飲んでたからまとまるかな。書くようなら日にち工作しよう。うん、そうしよう。10年近くぶりに見た麺もいた。まる。

総括

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合計: 26本
内訳: 舞台8作品15公演、ライブ9本、イベント2本

音源円盤は換算に含まず。ライブ、舞台、イベントにかけた分のみ。年間合計で60万弱。どんぶり勘定なので、手数料は入ったり入らなかったり。飲食代は1人で行ったときの生活必須の分を除いて、友人と行って前後にわいわい飲んだ分をざっくり。先生が言ってた、帰るまでが遠足って。

ジャンル別で比較すると、本数の割にバンドの方が出費多いのは知らなかった。チケット単体ならライブも舞台も差額は誤差の範囲だと思ってるけれども(ドマイナーは舞台1公演で2本行けるけど、今年は対盤含め行かなかったに等しいので)、盤はツアーされると遠征するから。本数差を凌いで合計金額としての比率は最終的にどっこい。

基本情報

20代会社員 首都圏在住

今年の9ヶ月間は関西在住
その間出張で合計1.4ヶ月は海外滞在
合間に首都圏で転職活動して転職
転職後3ヶ月の国内出張4回

分析

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俳優某くんが忙し過ぎた自分の学生時代に比べれば、圧倒的に本数は少ないけど、今年は毎月自分が日本にいない期間も少なからずあるので、まずまず。個人的には、1ヶ月に平均2本の頻度で趣味があれば、最低限の満足感が得られるという結果。年別が2009年からのデータなのは、俳優某くんの応援本格化した時期から比較するため。バンドの方は現役ギャではなく、丸腰の残存兵に近いので。好きな盤がたまたま復活とか活動再開してる感じ。そして年間単位でグラフにすると、応援モチベーションの上下と、自分の生活環境の変化が如実である。

それにしても今年は2ヶ月も趣味なしの生活をしていたという自覚も正直あまりなかった。3月は期末、7月は転職活動かな。転職後の駆け込み、と思いきや首都圏に戻ってきたのに、結局は関西東海への遠征で浪費していた。反省は、しない。そして結論だけ言うなら、舞台は意外と複数観劇してない。

出費の内訳としては、交通費で嵩んでるだけな気もするけど、時間はお金で買うもの主義なので、やめられない。移動は絶対に新幹線、というかまずのぞみ。ここに含まずに私用と趣味を絡めて毎週東京に戻ってたりもしたから、来年以降本数が学生時代並みになっても、絶対金額は今後かなり減るはず。夜行バスは、学生時代に某DL7で神戸に1泊4日の旅をしてからもう乗るものかと思っている。化粧品とか一式持ってわざわざ夜間に移動する必要もないので。あとは実家が都内なので、関西から通っていたときも、宿泊費がかからなかったというのは大きい。今も実家から職場に通えるけど、変わらず一人暮らしを謳歌している。

あとは飲み代。ライブだと見る前にまず数杯飲んで、終わってからも夜中まで飲んだり。昼公演の時は、終わってから日付が変わるまで飲んだりするダメ人間。仕事もプライベートも飲みにケーション、大切。

所感

上司の来日期間と重なって泣く泣く某盤の対盤チケットを手放した以外、舞台に関しては大体みたいものは観たので満足感は高い。お化粧バンドは、ツアーと某盤の復活に全ての回数もっていかれたけど、ドマイナー開拓含めもう少し復活できるはず。好きな箱にも各1回しか行けなかったので、そこは要改善。
来年は現時点で手元にチケットが11枚あるので、今からわくわく。年始は元旦からライブ。俳優某くんは「先輩のお部屋に遊びに行くコンセプト」のあれ。

お疲れ2017年、頑張ろう2018年!