Romanticism

バンギャと若手俳優追っかけと二足のわらじ

2022年趣味振り返り

2022年趣味まとめ。以前の履歴は下の方に。

今年も明けちゃったけど、誤差の範囲でしょう。(感覚がザル)
年末年始は観劇納めで小屋に通ったり、友人と会ったりしつつ、とにかく「THE FIRST SLAM DUNK」に狂わされている。音響の良いスクリーンの広い席で堪能するのが最高。おかえりなさい、青春。
 
基本情報
首都圏在住の社会人
同い年の俳優某くんは14年目、宝塚は5年目、お化粧バンドは箱に通い始めてから18年目。基本は土日祝に観劇または参戦。初日は平日でもなるべく行く。
仕事は、CMでもお馴染みの某日系メーカ本体の事務系総合職。今年は部下ともども異動の新チームで、前年からの仕事と兼任で馬車馬のように働いた。ら、吐きそうになるような社内選考をたくさん受けさせられ、今後の幹部候補プログラムに選出されたり、会社HPに部門推薦でキャリアインタビューが載ったり、昇格試験(継続中)を受けている。めまぐるしく動いた一年。
 
総括

合計:42本 74万円 ※公演グッズ、円盤代、配信課金含まず
内訳:舞台 6作品18公演、音楽 6本、歌劇 16作品18公演
 
42本のうち11本が遠征。25%だと多くはないかな。ジャンルが宝塚に偏ってるからあまり遠出した!という気はしないかも。去年が西へ東へだったから、というのもある。急遽大阪遠征について来てくれた友人には感謝。ひたすら食い倒れて、目的が何だったか分からなくなるくらいだった。美味しいものたくさん食べた。
 
俳優某くん関連
今年、特出すべきは2点。
 
①2.5の作品しか出演がなかった
②舞台以外での発信頻度が急増した
 
①は思うところありだけれども、回数重ねて部分的に受け入れられるようにしているので、終われば「(一部か全体かはともかく)楽しかった!」と思える、ようにしている。基本は3回目以降からそうだった。ただ、1作品だけは私には合わなかったけれども。まあ、今年は出演作品数が少ない分、比重が高い気もしてしまうけど、どんなに人気シリーズだろうとそういう作品もある。地方にも複数都市遠征したけど、肌に合わず。とはいえ、それ以外は楽しく劇場に通えました!今更ながらシーサイド近辺で時間をつぶせる場所を知ったのも収穫。
②も一長一短である。供給はありがたいけど、無償の供給だと、本人以外の雑音(と言い切るのは良くないと思いながら)も入る。それに自分が引っ張られるのも違うなと感じる時には適度に距離を置くのも必要だなと、改めて感じた一年。色んなところでサービスしないといけないの大変だなと思う。自分がものすごく実利主義なので、リターンが見えなくても供給する仕事ってすごいなあと純粋に思っている。だから気まぐれに消費する側にあるんだけれども。時間に余裕はなくても、経済的にはどうにかなるというのが一番タチ悪いと思っていて、自分なりの線引きをしながら楽しみたい所存。これにはつぎ込むと決めたらアクセル踏むけど。
 
バンド関連
本数だけなら完全に上がっているけど、内容は濃かった。
都内で最も好きな箱がなくなってしまったり、某盤がお休み期間だったりして、本当に行きたいライブだけ行っていた。
お兄様方が、去年西は東へ駆け回っていた30周年ツアーのファイナルをギリギリまで引っ張ったので、東京ドーム2連日。チケ運のバグりが相変わらず止まらず、サブステ近くのメインスタンドと、下手寄りアリーナAの9列目。感覚がおかしくなるよね。ライブも良かった。思い出深い懐かしい曲も多くて。不本意ながらマラカスペンライトを振るのに慣れてきた。某あまぷらのドキュメンタリーは、友人と年末の酒の肴にした。2話目はそれとなく知っていても本人たちが語ると改めてOh…ですな。ファンを魅了しつつ、同じくらい急降下で突き落とし続けるバンドだからこそ好きなんだけれども。
あと他に行ってた某盤は、色々あって突然お化粧バンドの客層ではないファンが爆発的について、チケットがなかなか取れなくなったので、東海にある箱と日武のみ。ここの盤は別の友人と通ってるんだけど、これまたチケ運が爆発。東海は段差ありの柵最前、日武もアリーナAの3列目。コロナ禍でも出来る範囲最大限で暴れてOKにしてくれてありがとう。楽しかった。こちらも飲んで暴れてのいつも通りのスタイル。
あとは友人に誘ってもらって某J事務所のコンサートにも。前に書いたからいいかな。ファンの熱量が多い界隈は見ていて楽しいよね。
 
宝塚関連他
遠征を抑えめにしようと思ったけれども、やっぱりそこそこムラには行っていた。宝塚は、観劇した16公演のうち8回を首都圏以外で観た。その代わりに直前に手放したチケットだったり、公演中止になった公演もそこそこ。こればっかりは仕方ないね。今年もSS席が2回ほど取れた。友の会様様。S席も観やすいところ多かったので、当落状況はまた追々。
公演は基本全組観つつ、指田珠子先生の作品が好きなので「巴里の冬霞」を観られたのが1番嬉しくて、「巡りあいは再び」でとてもハッピーな気分になって、「ディミトリ」で泣いて、「グレート・ギャッツビー」に圧倒された。だいきほ退団後の雪を見に行くための唯一の理由だったひらめちゃんの卒業がすごく残念だった。来年はもう少し都内で大人しく観たいところ。と言いながら遠征するんだ、きっと。(23年の観劇始めが「うたかたの恋」な時点でダウト。)
その他で言うと、のぞみさんの魔女姿を拝見したり、新国立劇場で「ジゼル」を観たり。クラシックバレエを子どもの頃に7年くらいやっていて、今もたまに観たくなる。良かった。
 
23年も健やかに楽しく趣味を満喫できますように!
 

過去の履歴

romanticizm.hatenablog.com

 

記憶あわせ

歌劇団トモノカイ、の当選確率実績。

既に今年の実績もそこそこ蓄積され始めたところで、今更ながらに去年2021年の当選実績を載せてみる。

基本情報
  入会3年目
  ステイタスはダイヤモンド
  狙うのは東西土日祝のS席以上
 
友の会
先行 18/55 (当選確率 32.7%)
  一次抽選 8回 (SS席 2回)
  二次抽選 10回
  本公演 東宝 4回、ムラ 8回
  バウ 2回、外箱 4回
 
   1階2列センター ※実質最前 SS席
   1階2列センター ※実質最前 SS席
   1階2列サイド ※実質最前
   1階3列サイド
   1階4列サイド
   1階5列サイド 公演中止
   1階9列センター
   1階9列サブセンター
   1階12列サブセンター
   1階13列サイド
   1階14列サイド
   1階16列センター
   1階16列センター
   1階16列サブセンター
   1階17列サブセンター
   1階18列サブセンター
   1階18列サイド
   1階20列センター
   1階21列センター
   1階24列サイド
 
ステイタス別 抽選状況
    ダイヤモンド  20/57 (当選確率 35.1%) ※前年
    ダイヤモンド 18/55 (当選確率 32.7%)
 
ダイヤモンド2年目の結果も当選率3割超えで大満足。
だいきほ退団公演も星組ロミジュリも最前で観られて大満足だし、たまさまバウも超前方列で「親友」の存在に感謝した一年。友の会、わたしはアリだと思う。外箱はそんなに変わらないけど、東宝土日のみでも本公演で外れることはまずなくなった。当日発券の効果は抜群だ。数字の変遷をみるの面白いから、今後も継続する、と思う。
 
ちなみに友の会での確保は18公演だけど、他で確保したり、チケット手放したりもありつつ、最終的に観劇したのは13作品20公演かな。外箱はダルレークの恋もヴェネチアの紋章も好きだった。マノンは期待しすぎて。作品としてはあまり好みではなかった。和物なら桜嵐記かなあ。

2021年 13作20回
花組 本公演2作2回
月組 本公演1作2回、バウ 2作2回、外箱 1作1回
雪組 本公演 2作5回、全ツ1作1回
星組 本公演 2作5回、バウ1作1回
宙組 本公演1作1回

〜2020年 28作45回
花組 本公演 4作5回、外箱 1作1回
月組 本公演 4作10回、外箱 3作4回
雪組 本公演 3作8回、外箱 1作1回、全ツ 1作4回
星組 本公演 2作2回、バウ 1作1回、外箱 1作1回
宙組 本公演 3作5回、外箱 2作2回、全ツ 1作1回
専科 バウ 1作1回
タカラヅカスペシャル 1回

 

romanticizm.hatenablog.com

僕はいつも月を見上げるたび、

2022年も半年終わった実感がないまま6月まで過ぎ去った…早いよ。こうやって年を取るのか。恐ろしい。半年何してたかというと仕事が忙しかったに尽きるけど、とりあえずその他含めて振り返ってみる。

趣味の話
5月のラルクの東京ドーム2daysはもちろん行った。座席レイアウトの件でネットがザワついてたのは笑った。運良く影響は受けず。サブステ近くのS席とアリーナAの10列目前後のSS席だった。一昨年からラルクを近くで観過ぎている。31年突入ギリギリまで30周年を引っ張るところとか良いよね。好きなペースで気まぐれに続けてくれれば良いの、ラルクは。ライブでめったにやらないレア曲も聴けてとても良かった。座席特典のグッズはもういい、やめよう。ただチケ代が高いだけで良いよ。50代半ばのメンバー同様にこちらもグッズにつられるほど若くないから。
 
俳優某くんが某コンテンツに出たので、東京福岡大阪と観に行った。個人の感想です、と断りを入れた上で、わたしの肌に全然合わなくて、公演期間中とにかくつらかった。3時間半は長くて意識飛んだ。巷ではこういうのが長年人気なのかあと。友人に合わないとぶー垂れていたら「(わたしのタイプ的に)だろうね!」と言われて、ようやくモヤモヤが晴れた。公演が終わってしばらくしてから、「突然の肌色シーン(イロモノじゃない、物理的な意味での肌色)がよく分からん!」と別の本家コンテンツを知ってる友人に言ったら、「いや、それは仕様」と返されてびっくりした。素人が申し訳ない。でも本家がそれならコンテンツ形式を問わず、ごめんなさいだわ、と納得。まあただ事前に有識者に聞いておくべきであった。反省。もう今後は出ないであろうことだけが唯一の救い。
単発の朗読劇とかも行ったけど、うん。稽古時間ないイベントだね!と分かるのは流石にきついわな。仕事選べない時期なのかな?とか不安になりつつ、本人が3週間くらい表に出て来ない時期があって不安な時期もあった。過去形にして良いのか?まあ俳優某くんと同い年なのもあって、色々考える時期だよね、とか言ってみる。
 
あと人生で初めてJのコンサートにも行った。仲の良い友人が熱心なファンで、お誘いいただいた。電子チケットの仕組みとか界隈が違うと勉強になるね。一長一短だから理想のシステムはない、というのが結論。コンサート自体も面白かった。6人以上のグループだと多分無理だけど、元々区別出来るグループなのと、芸歴もそこそこなので、客層含めて素人向きだった。友人が手持ち無沙汰になるからと公式グッズのペンライトと団扇を貸してくれたから持っていた。そんな姿になっている自分を想像して笑えた。両手塞がってるの忙しいね!(ようやくここ2年でラルクのマラカスペンライトに慣れた、かつ1stのドリライぶりくらいのコンサート参加の人間である)アイドルすごいなー、衣装めっちゃ変わるな。歌って踊って、更に色んなところに動くから移動ルートを覚えるだけで大変だ。すごかった。終わった後、速攻タクシーで会場を離れて飲みに行った。素人の感想を求められたので結構語った気がする。異文化体験大切だな。その友人の希望もあって、今度はお返しに宝塚に連れて行く。東宝8列目センターへご招待。
 
宝塚は突然行く気がなくなって(仕事のせい)、チケットを譲ってしまった公演たちもあるけど、「ジェントル・ライアー」と「巴里の冬霞」が観られて良かった。あと本公演も適度に観ている。ムラが中止になってしまってようやく観られた「巡りあいは再び」も最高に楽しかった。現実逃避に最適だ。あー、かわいいかわいい、きゅんとすると思いながら観ていた。ことなこのコンビとしても良いし、こっちゃんの歌の安定感と舞空プロの男役を圧倒するようなキレのあるダンスが好きだ。

仕事の話
仕事はコーポレートの幹部候補としての部門推薦を受けることにしたので、その準備に追われている。
「会社員人生で何を成し遂げたいか?」とか壮大な問いを投げかけられたり、言動を監視カメラで数日間見られるワークショップをするらしい。やる前から緊張するね。部内での推薦のときは「役員含めて何回かキャリア面談して合格したら、所属部門のリーダー候補として登録されるよ」と聞いていて、楽しく常務専務とお話ししたら、それは無事に通過。そこでの結果を受けて部門の推薦枠として更なる別ルートに突っ込まれた。いやそんな隠しステージがあるなんて聞いてないよ。ちなみにわたし別にCEOとかCOOになりたいとか言ってないけど、いいのか?あれ???と思いつつ、世界的に影響力もあって、連結従業員10数万人規模のグループ本体の弊社(単体でも数万人)で、幹部候補か判断される機会もそうそう与えられる訳では無いのと、選抜されたときの上司たちの後押しもあって、とりあえず挑戦することにした。
 
実務としては、4月から専任だった事業部長直下の仕事に現場係長の仕事が加わって、肩書きが2つになったのと、部下たちも自分と同じタイミングで異動してきたので、3ヶ月経ったのにまだバタバタしている。外資っぽい実力主義の組織なので、部下も自分より年上しかいない、というか部下は上司より1歳年上という組織として少し歪な感じ。年齢順だと部下たち、上司、わたし。逆転現象がおこる理由を考えれば、仕方ないんだけど、まあ人材育成の悩みも尽きないのと、自分がメインで役員報告する仕事も今の自分の肩書きからすると異常な頻度であるので、毎日目まぐるしい。前述の面談だったり報告機会だったりで役員からの認知もいただいた笑 ちょこちょこファンサという名の指名コメントもある笑 わー、嬉しい(棒読み)
 
今年は人事選考とは別で、昇格試験の候補にもなってるらしいので、リーダーとは?とマネージャーとは?を徹底的に考える一年になりそう。一気にやるのが良いのか悪いのかわからないけど、チャンスはモノにしたいとは思ってる。というのが仕事の話。社会人経験の棚卸しと、これからの計画をせざる得ない状況である。これまでの上司たちが「きちんと自分のキャリアビジョンを考えておいた方がいい」とアドバイスをくれていた理由をようやく理解出来た。サボってたけど、こうやって繋がるのね。

休日の話
仕事がバタバタしていて作り置きで生きているので、休日にかかってる感がある。ただ夏になると早起きが苦ではないので、休日もなるべく平日と同じ時間か実験的に早く起きてみたりしている。作り過ぎて食べきれないのが問題。食材を1回の調理で使い切ろうと思うと、品目が増えるか1品の量が出来るかのどちらかなので、本当に食べる量だけ作るのが難しい。大体日曜の午前中にキッチンに立っていそいそ料理をしている。
 
ストレッチと筋トレも平日の出社日はサボりがちなので、休日は朝夜なるべくやるようにしている…けど、どちらかはサボりがち。でも平日の飲み会も週1くらいで復活してて、土日に友人と飲みに行って、春と比べると体重が2キロほど増えているので、ちゃんと続けねばと思っている。2キロ変わった途端に身体のラインが弛む気がするのはなんだろうね。夏の連休までに戻したいと思っているので、休日のチューニングが肝。
 
ネトフリで見ている韓ドラの「Green Mothers Club」がなかなか観終わらない。女の母としての闘いだと思ったら、とてもサスペンス要素が強くなってきてびっくり。続きが気になるからどんどん観たいんだけど、韓流あるあるで一話一話が濃いんよ。観るのに体力がいるので、とにかく少しずつ観進めている。
合間に観たオリジナルドキュメンタリーの「Midnight in Asia」は秒で終わったのに。日本の描かれ方だけ他の国と少し違って、外から見た日本のイメージなんだなあと少し寂しくもある。いい加減に海外行きたい。2年半弱国境を超えていないなんて、20歳以降未だかつて無い事態よ。
 
身体メンテの話
仕事が目まぐるしいおかげで体調が崩せないので、健康にはある程度気を遣っている。睡眠と食事、サボりがちだけど運動。あとはサプリでの調整。iHerbで買いためている海外サプリが合うのか、ちょっと無理して働いていて比較的元気。今飲んでるのは、クロロフィル、ビタミンB群、キトサン、コラーゲン+ビタミンCの4種類。種類が多いので、飲むの大変なんだけど、朝起きて、あ、ツライ…みたいなのがほとんどないから、ストックしている。

 

2021年趣味振り返り

2021年の趣味まとめ。

年が明けてしまったけど、まあ仕方ない。年末より年始の方がまとまって時間取れるよね。趣味に費やす月にばらつきがあって年末がわりと怒涛だった。という言い訳。ではでは、例年通りの形式でサクッと。
 

総括

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合計:58本

内訳:舞台8作品23本、ライブ12本、歌劇14作品21本、イベント2本
※便宜上イベントはplayとしてグラフ内でカウント、金額比率の円グラフが合計101%になってるのは、小数点の誤差。

 

基本情報

首都圏在住の社会人
俳優某くんは13年目、宝塚は4年目、お化粧バンドは箱に通い始めてから17年目。基本は土日祝に観劇または参戦。都内での平日初日は仕事次第で行ったりもする。
仕事は、CMでもお馴染みの某日系メーカ本体の総合職。今年も在宅勤務メインを継続中。4月から昇進とあわせての異動で、事業部長である某国人の直轄職位に就いたため、時差を読みながらフレックスを適度に使っている。とはいえ夜のWEB会議は好きになれない。
20年から始めた投資が結果を出せていて楽しい。専攻ではないけど、大学時代に何種類か経済学もかじってて良かった。ということにしている。
 
分析
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費用合計は117万円で、前年比244%の3桁成長。
去年同様に払戻しになってしまった公演もあったけど、エンタメ界におけるコロナ対策の進展を実感できる結果に。平均して月10万弱。ここにはグッズやら、各種配信、投げ銭への課金を含めていないので、結果として毎月そこそこ趣味に費やしてる感がある。
ジャンル別の本数と費用総額が比例していないことを前提として、2019年の69本から、本数-16%なのに費用+31%の理由は二つ。
  • 本数:俳優 > 歌劇 > バンド
  • 費用:歌劇 > バンド > 俳優
まずは、タイミングを見て、気軽に遠征していたから。今年は首都圏を出たのが17回。そのうち13回は近畿(大半がムラ)で、宿泊は年間通して福岡1回のみ。海外にも行きたいのに、当然ながら20年1月の中国と2月のイギリス以来行けていないので、マイルばかりが貯まる。今調べたら、多分Cクラスでアライアンス内の世界一周が余裕で出来るな???修行僧は解脱してるので、貯める必要なかったのにと結果論で反省。エリート会員維持もギリギリまでどうするか考えて、SFCあるし、もういっかと思ったのが11月。客観的にみて交通費の無駄遣い。脱線したけど、同じような時間の便に乗るので、優先保安場とラウンジの混み具合で、世の中の移動解禁具合を目で測れる程には遠征していた。マチソワ日帰り遠征は少なからず翌日に響くので、なるべくしない、が教訓。
もう一つは、某モンスターバンドの周年ツアーのチケ代が今までと比べてモンスター級だったから。これについては詳細を後述するけど、結論からいうと断然肯定派。一石三鳥くらいだと思う。感染症対策が終わっても、このままの運営方法でお願いしたいところ。
 
俳優某くん関連
主演作品から始まってジャンルのバランス良く6作品に出演。満足の一言に尽きる。気になっていた作品は、ほぼ数回最前で観られたし大満足。刺さる芝居をたくさん観られて良かった。毎回役で幅を持たせてくださる某ユニットには頭が上がらない。本当にありがとうございます!!!2022年も何卒引き続きご贔屓に!
個人的ベストは、イレギュラーなヒーロー役。ただ感情の動きが大きいだけではなくて、勘の良さを伺わせるような状況判断の台詞やツッコミのキレが好きだった。後半のアクションにも目を惹かれるけど、役から見える世界を瞬時にかつ正確に切り取る姿がとても印象的だった。
次点は、ゲストにお呼ばれしたトークイベント。役者道、芝居道みたいな深い話を聞けて、すごくすごく良かった。事前にお布施的に納めた金額では有り余る充実感だった。某先輩に呼んで信頼できる役者と評価いただけているのを直接聞ける素晴らしい機会にもなった。
定期的な生配信は、サービス過多で戸惑いがないと言ったら嘘になるけど、踏み込み過ぎない「ファン」との距離感が好きなので、健やかに受容させていただいた。各社媒体で直接リアクションをもらえることに有り難みを感じつつ、芝居をみたいが本音なので、あくまでも副産物として、適度な課金に留めて、あまり引っ張られすぎないようにしている。現場至上主義なので。
 
バンド関連
バンド名を挙げた記事も書いたけど、今年はとにかく周年記念ツアーが本当に最高だった。このバンドで最前に2回も入れる機会なんてもうないと思うし、ツアー中の大きなトラブルも会場で観られて貴重だった。回転ステージから落ちてセッション繋ぎの復活しつつ、実は肋骨骨折の名古屋。花道で四股踏んで仰向けで演奏しつつ、肉離れのファイナル前日の東京。無事にではないけど、完走してくれて、本当に良かった。通った公演どれも楽しくて仕方なかったし、宿泊遠征を出発から帰宅まで心から楽しめるのは学生時代からこのバンドだけ。
そして今回は、感染症対策と転売対策を値上げとを一気にやってくれたので、チケ代が16年前のアルバムツアーから3倍になっても、チケットが全てSS席で当たるなんて有り難や〜!と素直に受容出来た。ただ文面にするとものすごいインフレ感。宗教みがあるな。
ちなみに座席割りだけで十分満足なので、特典グッズはなくても良い。1袋も開けずに部屋でただただ嵩張っている。同じタオルとスカーフと諸々が7枚もあるよ。まとめて洗濯しても1週間もつよ…なんだそりゃ。
別の某バンドのツアーは、本人たちにとって悔しさの残る幕引きだったかもしれない。でも、参加した身としては、改めて継続の大変さを痛感させられた。気持ちで乗り越えてもどうにもならないこともある。でも今年1番だと思う新曲を出していて、変わらず大好きなバンドのひとつなので、焦らずやってほしい。
 
歌劇関連
3回ほどSS席2列の実質最前で観劇したのが、何よりの思い出。その対象も雪退団東宝、星ロミジュリB、星東宝と偏りがすごかった。友の会様様。親友だと思ってるよ!友の会での実績も、例年通りの別記事でまとめる、予定。多分。
宝塚を観始めて4年目になって、全員が退団じゃないにせよ、当時からは全組トップコンビが代わった。一番通わせていただいたトップコンビの退団は込み上げるものがあって、退団公演のショーでは毎回涙が出ていたけれど、実際に退団されてもそれぞれ活躍されているし、そして劇団も新体制でガンガン進んでいく。そして自分が他の組で応援してる生徒さんのご活躍が目覚ましかったりと、公演期間中ほど悲しみに浸ることもなく、全組観劇している自分の観劇は続いていく。そのあたりに宝塚の沼深さを実感しているところ。ファンの関心をプツッと途切れさせない仕組みになっているのかと。新しい学びがあって楽しい。
そして今年もムラによく行った。東宝よりムラで観た本数の方が多い気もする。というよりムラで観て東宝のチケットをどうするか考えて、結果お譲りしたりも結構したので、ムラでの観劇回数の方が絶対に多い。音響的には間違いなく東宝の方が良いので、東宝のみの方が作品への印象が良いに決まっているんだけど、東宝公演まで我慢出来なくて、全組大劇場はまずムラのチケットを確保しているのが現状。今後は方針をよく考えるようにしようと思っている。といいつつ、22年初公演から早速ムラ大劇場なんだけれども。
 
所感
量、質ともに満足の1年、これに尽きる。公演期間が重なってチケットを手放したりもしたので、分身したいと思ったこともあるけど、後悔せず選択できたことを含めて二重丸。付き合ってくれた友人にも感謝。2022年も充実した趣味生活を送りたいところ。
 

覚めない 永遠の夢を

雑記。ここ2ヶ月弱に観たもの。行ったところ。思ったこと。諸々。

週末遠征祭
15年以上追いかけている2バンドが絶賛ツアー中なので、休日の移動距離がすごい。そこらのドマイナーの都麺よりはよっぽど動いてる気もする。
既に行ったのは、大阪(前回書いた)、都内箱①、都内小屋②×複数回(これは俳優某くん)、都内小屋③(これも俳優某くん)、博多、仙台。そして名古屋、都内箱④、バウの3連日連続をこなしたところ。そして月末にもう一度ムラへ。
博多以外は、距離関係なく日帰り遠征。荷物を最低限しか持ちたくないので、普段から宝塚のマチネのみなら、必ず日帰りだし、那覇にも食料買い出しに日帰りで行く女である。付き合ってくれている友人には感謝しかない。
そしてなんといっても、10月から外飲みが解禁になって、本当に良かった。全国各地の美味しいものがお酒と楽しめるのが最高!!!昼過ぎに現地入りして、遅めのお昼で飲んで、終わってからも飲む。日常が戻って来て良かった。ああ、とにかく楽しいよう。写真にないけど、名駅の昼飲みできる天ぷら屋さんは、平日の昼間から美味しい天ぷらがたくさん食べられていてまた行きたい。行く。
 
大阪
パティスリーSATSUKIの和三盆シュークリーム(美味しかったけど、量が強烈だった)

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博多
各種お魚たちと餃子

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仙台
お寿司と牛タン

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チケ運が相変わらずものすごいことになってるので、逆に飲まないとよく分からないことになる。舞台の最前はともかく、1万数千人規模のホールとか数千人入る箱で8列目以内しか当たってないの怖くない???完全に距離感がバグり始めている。モンスターバンドは、12月にも同じツアーでファイナル含め首都圏で4本行くから、どこまでこの強運が続くか楽しみ。
あと今回は、珍しく2バンドともバンドTシャツを着て行っていて、その日の開演前後の寒暖差だけ考えれば良いので、観劇の時に服を考えるのに手間取る。未だに在宅メインなのもあって、そもそも秋って何着てたっけ?から始まる。
何はともあれ楽しい休日を満喫している。そして何だかんだ買ってしまうお土産で、部屋が各地で買ったお菓子だらけになっている。仕事のお供。
 
トークイベントが楽しかった
上記都内小屋③で、数週間前に俳優某くんがゲスト出演するイベントに行ってきた。お話の仙人の方にお呼ばれなので、面白くない訳がないんだけれど、ここ数年間で一番良いイベントだった。お芝居のことを語っていたんだけれども、色んな作品の共演者の方とのエピソードをたくさん披露してくれて、どれもツボだった。夜通しで聞いていたいくらい。
作品やお芝居について、本人の感想を聞きたい気持ちと、自分自身の解釈のままにしておきたい気持ちのせめぎ合いなんだけれど、塩梅がとても良かった。あと、8年前の作品のお稽古場でのエピソードでも、当時の作品やそのシーンが頭に浮かぶように話せるのが羨ましい。ちょうど今年、聞き手に動いてもらうために、自分の得た情報をどう伝えるか、きちんと意図通り伝わってるかを意識しなければならない仕事をしているので、相手に何を描かせるかまで考えなきゃだよな、と常日頃思っていて、本人がどこまで意識してるのかは知らないけど、話の内容と同じくらい「伝える」という観点での学びも多かった。ま、言うは易し、行うはなんとか、というやつで、自分が仕事に応用するのは難しいけど!
チップ制が導入されていたので、俳優某くんへ、でそれなりにぶち込んできた。仕事の2次会で無理矢理連れて行かれた地方のフィリピンパブ以来である。投げ銭然りだけど、本物の札束じゃなきゃ放り投げられるようになってしまう魔法に誰か名前を付けてほしい。人類の不思議。
 
ライブの生き物感
言葉通りライブなので、当たり前なんだけど、最近の2連続はハプニング、トラブル続きでもあった。言葉として書くと不謹慎になってしまうかもしれないけど、それをどうにかしようとする他のメンバーによるカバーパートを見られて逆に貴重だなと思ったりもする。セッションだったり、トークだったり。結果として、ひとつは大事故にならなかったからという前提のもと。いずれあの時あんなことあったよね、を共有出来るトクベツ感がある。もう一つは、本人はプロとして悔しい思いをしていると思うけど、それを代弁して涙したメンバーの姿も、いつか振り返った時に乗り越えた過去として、思い出になったらと良いなと思う。記事名はそんな思いも込めつつ。今年一番響いた曲から。
 
iHerbにハマってる話は前回も書いたんだけれど、マグネシウムフレークが良い。エプソムソルトじゃなくて、塩化マグネシウムの方。
お風呂に掴み取りで入れるだけで、発汗で簡単に体の水分が循環する。水分変動だとしても目に見えて体重が減ってから、そんなに戻らない。前提として、元々酷い末端冷え性なのと、運動やら何やらで汗かくのが好きなのと、湯船に浸かるのが好きなのが全部相まって、真夏でも湯船に浸かってダラッダラに汗かく人間の話なので、長湯が苦手だったりすると効果は違うかも。流石に途中で下落は止まったけど、中学振りくらいの体重になるところだった。急にBMIが18.5切るのは流石にね。在宅でやってる緩いトレーニングとか食生活は8月からほぼ一定だし、なんなら遠征での外飲み解禁もあるのに、この数字は単純にすごいなと。推奨される1回分(1-3カップ)よりは少なくても、それなりに減るので、まとめ買いしている。あと、最後は普通のお湯をかけて上がるけど、洗顔もそのマグネシウム入りでコンディションが悪くない気がしている。体質に合うというか、経口摂取で不足してるんだなと、実感。プロモじゃないからリンク貼ってみた。これは本当におすすめ。
 
供給はとりあえずもらっとこ
俳優某くんがファンサービスを頑張っていて、素直に乗っかりつつ、すごいなと客観的に日々感心している。デビューして13年。本人公式SNSはないけど、他のツールで出来ることを続けて、その中でやる企画もすごくいいところを突いてくる。シンプルだけど、本人が時間をかけて考えているというのが分かる内容で嬉しい。
自分自身が他界隈(お化粧盤)でも絶対に営業上手を追いかけるタイプではないから、逆に突然こなれた営業をされると引いてしまうんだけど、最近はその距離感がありがたい!と思う感じのことを不定期に供給してくれているので、とても嬉しい。いただけるものはいただきましょうの精神。
直近のは、嬉しいことに本人に選んでもらえたのと、それに対して後日別媒体でリアクションしたら、それにもすぐ反応してくれたことにも感謝感謝。前に「板の上での反射神経の良さが好き」と書いたことがあるんだけど、配信でのコメントを拾う速度を観ていても、日に日に許容範囲と精度が上がってる感じがする。距離感はそのままが良いな。
 
9-10月とひたすら趣味に走り抜けて、11月は月末まで大人しくしている予定なので、友人とサクッと飲みに行く約束を入れる月にしたいなと思っている。あと、寒くなっても変わらずカラダづくりを継続。

よもやま

6月も半分以上終わって、4月以降更新していなかったことに気付く。本当は月一くらいで記録しておきたいところ。


4月に異動のタイミングで昇進して、かなりニッチなポジションになったので、バタバタしていた。している。次の昇格の今年度候補として残れるか、査定での資格はあるものの、部内選定で他の候補と比べると、まだ年齢的に若いという意見が出るかも?と言われてそわそわ。選考の各フェーズでかなり篩がかかるというのと、去年受けて落ちてる人が結構いるという話も聞くし、落ち着かない1年になりそう。
エンタメ関連の趣味は、時世柄途中で中止になったものもいくつかあるものの、行けるものにはちょくちょく。という訳で2ヶ月分を雑にまとめてみる。

某ユニットの周年記念作品、のアフタートーク
直近の観劇作品から入る。まだ公演中の作品。を拝見してきた。
目的は、俳優某くんがアフタートークに出るから。だったんだけど、本編がとてもとてもとても楽しかった〜!元々好きな小屋で、素敵なエンターテインメントを摂取。作り込まれ方が良かった。展開のテンポも登場人物の際立ちも楽しかった。映画の「オペラ座の怪人」は観たけど、中学生の頃で、宝塚の「ファントム」と自分の中で混ざったりしているから、改めて観ようと思う。
ふんだんに散りばめられた小ネタも、観客の知識というか素養によっても刺さる部分が少しずつ違うんだろうことが、劇中で明確にみえるんだけど、自分で知らない部分は後で調べてみようと思わせてくれる作品だった。一方で、ネタの刺さる部分は、それぞれが「イイトコロ」という秀逸さ。その辺りの塩梅が心地良かった。途中でいきなり点に飛ばされるところもあるけど、疲れない程度に怒涛の情報量。
アフタートークは、ゲストとはいえ、予想通りに先輩方に可愛がられているところを見られて嬉しかった。「おひとりに10分ずつ感想が言えるくらい面白かった」と言っていたのに激しく同意。全体を総じて面白かったと思う気持ちに間違いないけど、直後は強烈な断片に引きずられた状態で、すぐに綺麗に語れる状態ではない。
ほんの少しだけ俳優某くんのお芝居に対する過去のインプットの話も聞けて、お得感満載だった。アウトプットは板の上で見るから良いとして、たまにカケラでも聞けるとこちらとしては嬉しい。
 
某モンスターバンドの周年記念ライブ
って書いててメディアにも取り上げられていたし、このバンドについては、正直ぼやかすつもりも特にないので実名書くけれども。
幕張メッセで行われたL'Arc〜en〜Cielの30周年記念ライブに行ってきた。しかも!Aブロック!センター下手寄り!去年のアリーナツアーもセンターステージ仕様とはいえ3列目だったからチケ運、バーストしてる。
今回もこんな時期だけど、開催を決めてくれてありがたい。普段のように騒がなくてもとても楽しかった。1年数ヶ月ぶりのライブがラルクで幸せだった。
そしてグッズ。期待してないし、そのダサさにお金払ってゲラゲラ笑いたいというのもあるから、結果的に満足なんだけど、今回はグッズのダサさがずば抜けてた。面白いものがあるときと、ネタに走るときと、クソダサなときと色々なのもらしさだけど、今回はすごかった。モノに執着しないタイプの追っかけなので、成人して以降、グッズは普段ほぼ買わないんだけど、今回はあまりにも面白すぎてTシャツ買った。
友人が買った4人セットのアクスタも、わたしの好きな某メンバーは別にいらんということで、席についてから、あげるともらったのはめっちゃ笑った。ちゃんと飾ってと言われたものの、いまだに袋から出さずに3週間経過した。未使用美品。その友人と遠征するときに持っていく。と思う。アクスタで写真撮るんでしょ、最近の子は。アイドルじゃなくて、50代のバンドマンだけど。
イチゴとアリ10匹で15周年ありがとうとかやってたのが、数年前だと思っていたら、そこから更に15年も経ってるから恐ろしいよね。新曲が数年に1度しか出なくても、バンドとして続いてさえいれば、ありがたいという心持ちなので、次がいつでも待つ。30周年おめでとうございます。
 
俳優某くん関連
4月下旬からと6月上旬の2作品に何回かずつ行った。
前者は途中で公演中止になってしまったけど、本編後にライブパートなるものがあって、家電量販店でキンブレを買った。他の役者さんのファンの文字リフィルを見るのが面白かった。そういう文化で育ってきてないから新鮮だった。ライブハウスで拳とヘドバンと咲き含むフリで生きてきたもので。あれまともに読むと舞台の上から笑いそうになるよね、わたしならきっとなる。
シリーズ自体が好きではない部類なのに、通うという天邪鬼を発揮しているので、作品の感想は割愛。ゴロゴロ転がったり自由奔放なお芝居は好きだけど。特殊な形状の会場であんな狭い場所でアクロバットさせられててヒヤヒヤした。怪我なく終わってほっとした。あと、ライブパートも公演途中で急に歌詞が変わって驚いた。変わるタイミングに。ゲネとか初日の反応で、とかじゃないのね。
6月上旬の方は、去年途中で中止になった公演。この作品も初演から個人的にはあんまり…と思いながら通っていたから、今回も観に行ってました、とだけ。共演された俳優さんの中にお芝居のすごい方がいらっしゃって、それには拍手だったんだけど、面白い芝居での絡みがなくて、すごいなあ器用だなあで帰結してしまった。
しかし、好きじゃない作品のスタンディングオベーションはしんどい。どの公演もなまじ前方列が取れてしまっていたので、目立たないように立つんだけど、まあ単発で見る消費財としては面白かったですねという。
 
4月以降で4組5公演を観劇。
星組の「ロミジュリ」は連休中のチケットが何枚かダメになってしまったけど、唯一東宝で残ったのが、3月雪組ぶりのSS席最前列。ムラとあわせて3回目の観劇だったけど、迫力に圧倒された。観終わるとA公演もB公演もどちちもそれぞれ良かった。愛ちゃんがずるい。
月組「桜嵐記」はムラで2公演ほど。おかためのテーマから、ウエクミ先生よくあんな作品に…!上手く描かれていて面白かった。失礼な表現かもしれないけど、わたしにとってのたまきさんのトップスターとしての魅力は、作品進行を邪魔しないだと思っていて。舞台上での存在感が文字通り圧倒的過ぎないが故に他の組子さんも含めて「月組」としてゆっくり観られる。今回もその印象のまま観られる作品だった。ショーは今あの頃のK-POPを使うのはずるい。
雪組は「ヴェネチアの紋章」を神奈川で。お芝居良かった。切ない。「桜嵐記」もそうだけど、歴史関係で政治情勢のニオイがぷんぷんする作品、大好物。ひらめちゃんの娘役感が上品で大人っぽくて良いよね。可愛らしい娘役さんも好きだけど、しっとりと上品な雰囲気素敵。だいきほロス、かつ単体で好きな生徒さんの時代が来たので、雪組に通う頻度は下がると思ってたんだけど、案外そうでもないかも、と思った作品。
 
はい!まとめた!

ねぇどこ見てるの

fff/シルクロードを!だいきほの退団公演を!SS席の!最前列の!ほぼドセンで!観てきたよ!!!

 
いやはや、生きてるとありがたいご縁があるもので。幸せで夢のような3時間だった。個人的に音響は、ムラよりも東宝が圧倒的に好きなので。いつもS席のチケットの価格差は、勝手に音響の差だと思っている。あと、ムラが終わってからの物理的な時間差によるこちら側の勝手な想いの募り加減。
 
個人的には、ムラ初のSS席はONCE、東宝初のSSはfffでした。最前自体は、はいから東宝S席で階段目の前だったり、のぞみさんのお誕生日に全ツドセン最前+握手というのはあるものの…本公演、超緊張した。目が合うとかそういうレベルじゃなくて、とにかく滾る自分を抑えるのに必死だった。銀橋からだいきほが来るときなんて、毎回なんで私の目は頭にも付いてないの!??もったいない!!!と思いながら観ていた。
 
作品の感想じゃなくて恐縮なんだけれど、この作品はムラで3回じっくり観ていても、こんな状態なので、初回観劇でSS席が当たってしまうと、きっと耐えられなくなっちゃうね。少なくともわたしは無理。多分作品の内容が入ってこない。とにかく色んな感情が爆発。初見から号泣するシーン、かつ客席から啜り泣きが聞こえるシーンがあるんだけど、ボロッボロになった。マスク着用で良かったと心から思った。
 
観劇した4回のうち、特に席が神がかっていた2回は貸切公演だったので、ショーでのきいちゃんの黒髪ボブもしっかり拝めた。かわいい。そしてあのジャンル歌いきるのは反則でしかない。トップスターが前で踊ってるんですけど!???ってもう毎回視覚どころか五感が足りない。円盤でまた観たいけど、カメラワーク1つじゃ足りないので、その辺りで失望しない構成にしていただけているか、発売する前から、むしろ初見の時から勝手に心配している。そのあたりどうなんでしょう。期待して良いのかしら。お願いします。
 
色々書きたいことはあるんだけれども、感情が爆発し過ぎるし、大人しく出来ていないけど、大人しくする。感想にしようとしても、ただただすき、マジ無理、射止められた、えろい、ああ尊い、とか、とにかく色んな生徒さんに対して語彙力が無さすぎるので。
 
どの作品でも、観ているこちらの感情をぐらぐらと揺さぶって、ぐずぐずにしてくれるだいきほの雪組が大好きです。これからの雪組もどんな色になるのか、そして退団されるおふたりが今後どんなキャリアを歩まれるのか、淋しさと同じくらい楽しみでもあります。夢と愛と哀しみと切なさをありがとう。